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Microsoftであって、MicroSoftではない。
コンテンツ
Windows XP, Windows Vistaの種類 - ライセンスの比較
Windows XPの種類 - ライセンスの比較
Windows Vistaの種類 - ライセンスの比較
Windows 7の種類 - ライセンスの比較
Windows Server ライセンスの種類
ボリュームライセンス
使用許諾契約書
CAL クライアントアクセスライセンス
Retail版Windows SKU
DSP版Windows SKU
プロダクトアクティベーション (ライセンス認証)
Windows XPのインストール
Windows Vistaのインストール
不明なデバイス
メモリーリマッピング
メモリーおよびアドレス空間の限界値
このページの目次
ライセンスの種類
流通経路ごとの違い
使用可能な数量
言語
ダウングレードとダウングレード権
ダウンエディション
移管
Product KeyとプロダクトID
Certificate of Authenticity (COA)
正規 Windows 推奨プログラム (Windows Genuine Advantage)
正規ライセンスへの改善プログラム (Get Genuine Windows Agreement)
再生PC
サポート
DSP版
用語
評価版ダウンロード
リンク
連絡先
ライセンスの種類
リテールパッケージ | ソフトウェア単体で提供されるライセンス。FPP (Full Packaged Product)。 |
ボリュームライセンス | 数量をまとめて提供されるライセンス。 |
OEM | Windows XP, Windows Vista, Windows 7についてはコンピューターにプリインストールしてPCベンダーから提供されるライセンス。Windows Server 2003, Windows Server 2008, Windows Home ServerについてはコンピューターにプリインストールまたはバンドルしてPCベンダーから提供されるライセンス。 |
DSP | Windows XP, Windows Vista, Windows 7, Windows Home ServerについてはコンピューターにプリインストールしてPCベンダーから提供されるライセンスと、パーツにバンドルしてPCベンダーやPCバーツ販売業者から提供されるライセンスの両方がある。Windows Server 2003, Windows Server 2008についてはコンピューターにプリインストールまたはバンドルして提供されるライセンス。 |
TechNet | TechNetサブスクリプションはマイクロソフト製品を評価するためのライセンス。OS以外のマイクロソフト製品を含む。2009年2月よりコンシューマー向けOS (Windows Vista Home Basic, Windows Vista Home Premium, Windows XP Home Edition, Windows XP Media Center Edition)も提供されるようになった。 |
MSDN | MSDN Subscription ソフトウェア開発者のためのライセンス。MSDN Operating SystemsだとOS関連のみ。 |
Embedded | Windows EmbeddedはOEM向けの組み込み機器用ライセンス。 |
Action Pack | マイクロソフト アクションパック ソリューション プロバイダーはパートナー企業向けの格安ライセンス。 |
SPLA | The Service Provider License Agreement (SPLA) サービスプロバイダー ライセンス アグリーメント(スプラ)は、マイクロソフト製品を使用して展開するサービス(SaaS 、ASP、ホスティングサービス、アウトソーシング、コンテンツの配信代行サービス、レンタル事業など)事業者向けのライセンス。 |
Rental Rights | Rental Rights Windows OSやMicrosoft Officeが搭載されたPCを第三者に対してレンタルまたはリースする事業者向けのライセンス。 |
流通経路ごとの違い
Windows XP, Windows Vista, Windows 7の流通経路ごとの違い種類 | 販売元・サポート提供者 | 特徴 |
---|---|---|
リテールパッケージ | Microsoft | ソフトウェア単体で提供されている。 通常版とアップグレード版。 他のPCへの移管が可能。 |
ボリュームライセンス | Microsoft | アップグレード版のみ。 その1台のPCのみで利用可能。(一部例外あり) |
OEM | ロイヤリティOEM (PCメーカー) | PCにプリインストールされていて、COAラベルを貼っているその1台のPCのみで利用可能。 |
DSP | システムビルダー (PC販売業者) | PCにプリインストールされていて、COAラベルを貼っているその1台のPCのみで利用可能。 または、パーツにバンドルされていて、パーツを取り付けたその1台のPCのみで利用可能。 PCにインストールした後は他のPCへの移管は不可(PCごと譲渡は可)。註1 |
註1
PCにインストールした後は他のPCにライセンスを移管することはできない。このことは使用許諾契約書にも記載されている。パーツにバンドルされていた場合はPCにインストールする前ならパーツと共に移管することができる。パーツにバンドルされていたWindowsをPCにインストールしたらそのパーツとWindowsを取り出して他のPCにWindowsを移管することは禁止されている。
ライセンス FAQ より引用。
OEM (Original Equipment Manufacturer) 版 Windows 製品 FAQ (註 このOEM版はDSP版を指す) より引用。Q. 顧客は OEM ソフトウェア ライセンスを譲渡または販売できますか。
A. OEM ソフトウェア ライセンスを PC にインストールすると、そのライセンスを別の PC にインストールしたり譲渡したりすることはできません。 ただし、PC 全体をソフトウェア ライセンス権と共に別のエンド ユーザーに譲渡することは可能です。 PC を新しいエンド ユーザーに譲渡する際は、ソフトウェア メディア、マニュアル (該当する場合)、および Certificate of Authenticity ラベルを含める必要があります。 また、最初に購入した際の請求書または領収書も含めることをお勧めします。 元のエンド ユーザーがソフトウェアのコピーを保持することはできません。
使用可能な数量
Window XPやWindows Vistaなどの場合、一般的には1本のOSライセンスではひとつだけインストールすることができる。使用許諾契約書に『インストールおよび使用 お客様は、本ソフトウェアのコピー 1 部をワークステーション、 ターミナル、またはその他のデバイスのような特定の 1 台のコンピュータ (以下「本ワークステーション コンピュータ」といいます) にインストールして使用、アクセス、表示および実行することができます。』などと書かれている。同じPCであっても1本のOSライセンスで二つ以上インストールするとライセンス違反になる。プロダクトアクティベーション (ライセンス認証)は1本のOSライセンスを1台に特定する仕組みなので1台にOSを複数インストールしても認証が通るかもしれないが、「認証が通る」イコール「やってよいこと」ではない。Windows Server 2008のStandard以上や、Windows Server 2003のEnterprise Edition以上や、ボリュームライセンスのWindows Vistaでソフトウェアアシュアランスの場合は、仮想化上でのライセンスが付加されたり、二つめのOSのライセンスが付加されることがある。そのような場合でもOSの使用は、ひとつめのOSのライセンス対象である特定の1台に限られる。
言語
Windows OSの言語は英語を基本としており英語版が基本となる。表示言語
メニューやヘルプなどの表示が各言語になったローカライズ版(日本語版、ドイツ語版、簡体字中国語版等)も用意される。どの言語のローカライズ版が用意されるかはOSやEditionごとに異なる。
マイナーな言語では、ローカライズ版の代わりにMultilingual User Interface Pack (MUI)、Language Pack (言語パック)、Language Interface Pack (LIP)が用意されている場合がある。適用するとメニューやヘルプなどの表示を対象言語にすることができる。その度合いは言語によって、完全であったり部分的であったりする。参考 言語パックとは Local Language Program
MUIでは複数の言語からユーザーごとにメニューやヘルプなどの表示言語を選択することができる。
Windows Server 2003までのMUIは英語版に対して適用する必要がある。
Windows Vistaからはローカライズ版もMUIをベースにしたものになっていて、Windows Vista UltimateとWindows Vista Enterpriseは各言語版(英語版を含む)の表示言語をユーザーごとに替えることができる。OEM版では(多国対応のために)複数の言語パックがインストールされていることがある。Windows Vista UltimateはWindows UpdateからWindows Vista 言語パックWindows Vista 言語パックを入手する。Windows Vista EnterpriseはボリュームライセンスサイトからLanguage Packsを入手する。
Unicode対応で(は)ないプログラムの言語(システムロケール)
ある言語版のWindowsで他言語用アプリケーションを使うには「Unicode対応で(は)ないプログラムの言語」を変更することで使えるようになることが多い。ただしこれはすべてのUnicode対応でないプログラムに影響を及ぼす。 たとえば日本語版Windowsの設定を英語にすると、すべてのUnicode対応でないプログラムは英語版Windows上で動作させたかのような動作をするため、Unicode対応でない英語用アプリケーションは英語の文字は化けないし、英語ファイル名のファイルは開ける。代わりにUnicode対応でない日本語用アプリケーションは日本語の文字が化ける、日本語ファイル名のファイルを開けないなどの問題が発生する。この問題を解決するためのツールとしてWindows XPにはMicrosoft AppLocale Utilityが用意されている。ただし対応は完全ではない。
言語や場所の切り替えはコントロールパネルの「地域と言語のオプション」の「数値、通貨、日付、時刻の形式」、「場所」、「入力言語」、「Unicode対応でないプログラムの言語」、「表示言語」で行う(「表示言語」はMUIや言語パックを使える場合のみ)。 設定例: 日本語Windows 7 のロシア語機能
またInternet Explorerの言語の優先順位も設定しておく(コントロールパネル→インターネットのプロパティ→言語)。
Windows MUI/LIP Knowledge Center
Microsoft AppLocale Utility Unicode 対応でないアプリケーションの言語 (システム ロケール) を変更することなく、従来のアプリケーションを実行できます。
New Zealand Māori Keyboard Definition This download reconfigures the US/International keyboards supplied in New Zealand to support the macron characters used in the Māori language.
Microsoft Keyboard Convert Service Microsoft Keyboard Convert Service enables multi-language keyboard users to select text entered using one keyboard and convert it to another language's keyboard by clicking the Keyboard Convert Service icons added to the Language bar. Supported Operating Systems: Windows XP Home Edition ; Windows XP Professional Edition
ダウングレードとダウングレード権
ダウングレードある製品においてその製品の旧バージョンを使用することをダウングレードという。
ダウングレード権
追加のロイヤルティ(royalty)の支払いなしで旧バージョンのソフトウェアを使う権利のことをダウングレード権という。
ダウングレード権がある場合は、使用許諾契約書にダウングレード権の説明があり、ダウングレード先のソフトウェアの種類も記載されている。 原則としてリテールパッケージのデスクトップOS (Windows XP, Windows Vista, Windows 7等)にはダウングレード権はない。ダウングレード権が無い場合にダウングレードするには旧バージョンのOSライセンスが必要であり、ライセンスが無ければ追加のライセンス購入が必要となる。