HP Pavilion Desktop PC 地デジ レビュー 紹介 |
日本ヒューレット・パッカードで販売されている「HP Pavilion Desktop PC」の地デジモデル、地デジ部分についてのレビュー、紹介記事です。
ここでは、日本ヒューレット・パッカードで販売されている「HP Pavilion Desktop PC」のスリムタイプ、ミニタワータイプなどのセパレートタイプのデスクトップシリーズで選択出来る地デジ(ダブル地デジ)モデルの地デジ部分について、レビュー、紹介をしています。
日本ヒューレット・パッカードで販売されている地デジは、地上デジタル放送のみに対応している「ダブル地デジTVチューナー」と、地上デジタル、BSデジタル、CSデジタルの3波に対応した「地デジ/BS/110度CSダブルチューナー」の2種類があります。
「ダブル地デジTVチューナー」と「地デジ/BS/110度CSダブルチューナー」の違いは、基本的には対応している放送の数の違いだけですが、一部細かな機能が異なっている場合があります。
日本ヒューレット・パッカードで販売されている「HP Pavilion Desktop PC」のスリムタイプ、ミニタワータイプなどのセパレートタイプのデスクトップシリーズの上位モデルでは、「地デジ/BS/110度CSダブルチューナー」が標準搭載されていますが、もし、「ダブル地デジTVチューナー」が搭載されている場合は、注文時に「地デジ/BS/110度CSダブルチューナー」にアップグレードしておくことがお勧めです。
ちなみに、ここでは「地デジ/BS/110度CSダブルチューナー」について、レビュー、紹介をしています。
日本ヒューレット・パッカードのスリムタイプ、ミニタワータイプなどのセパレートタイプのデスクトップシリーズで選択出来る地デジ(ダブル地デジ)は、「ダブル地デジTVチューナー」も、「地デジ/BS/110度CSダブルチューナー」も、ピクセラ製の地デジチューナーになっています。
どちらもデジタルチューナーを2つ搭載した「ダブル地デジ」になっているのが特徴で、ダビング10にも対応し、DVDやブルーレイメディアへのダビングなどにも対応しています。
日本HPのセパレートタイプのデスクトップ用の地デジチューナーは、コンパクトで、付属のB-CASカードを入れてテレビのアンテナ線を繋げるだけの簡単な接続になっています。
<地デジ/BS/110度CSダブルチューナーの端子>
写真は左がスリムタイプのパソコン用、右がミニタワータイプのパソコン用です
アンテナ線の接続は、まず、付属の14センチほどの変換ケーブルを接続し、そこにアンテナ線を接続する形になります。
視聴出来るのは、「ダブル地デジTVチューナー」の場合は、地上デジタルテレビだけで、「地デジ/BS/110度CSダブルチューナー」の場合は、地上デジタルテレビに加えて、BSデジタル放送や、110度CSデジタル放送も視聴出来ます。
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「ダブル地デジTVチューナー」も「地デジ/BS/110度CSダブルチューナー」も、一般的な地デジチューナーなので、パソコンの設置場所が地デジ視聴可能なエリアになっているのかどうかということや、パソコンの設置場所にテレビのアンテナ線を引っ張って来れるのかということや、そもそも自宅のテレビアンテナ線で地上デジタル放送などが観れる状態にあるのかなどは事前にチェックしておく必要があります。
ちなみに、「地デジ/BS/110度CSダブルチューナー」で、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送を観ないときは、BS/110度CSの端子にアンテナ線を接続する必要は特にありません。
<地デジ/BS/110度CSダブルチューナー>
写真は左がスリムタイプのパソコン用、右がミニタワータイプのパソコン用です
日本HPのセパレートタイプのデスクトップ用の地デジチューナーは、上の図のようにB-CASカードが背面に出っ張っているのが気になると思います。
また、テレビのアンテナ線を接続するための付属の変換ケーブルも、普通にピンと張ったケーブルになっているので、B-CASカード分やケーブル分の設置スペースが背面に必要になっているところはマイナスな要素かもしれません。
ただ、テレビのアンテナ線を接続するための変換ケーブルは、一般的な規格のRFケーブルなので、もう少し省スペースなものに自分で変更することも可能です。
StationTVとモニターについて |
日本HPのセパレートタイプのデスクトップ用の地デジチューナーは、付属する地デジ視聴ソフトである「StationTV」に、利用可能なモニターや接続環境の制限が設けられています。
制限は、HDCP(High-bandwidthDigital Content Protection)規格に対応していないDVI端子で接続するモニターや、アナログRGB端子で接続するモニターでは起動出来ないというもので、また、HDCP対応DVI端子でモニターと接続する場合は、パソコンとモニターが、直接接続されている場合のみ動作し、途中にAVアンプや切換機などが接続されていると「StationTV」が起動出来なくなっているので注意が必要です。
日本HPのサイトで販売されているモニターや、最近発売されたモニターを普通にパソコンと繋げるだけならば通常は問題になることはありませんが、CRTモニターやHDCP規格に対応していない、かなり古い液晶モニターに繋げようと思っている場合は無理なので、事前にどのようなモニターに繋げるのか確認しておく必要があります。
日本ヒューレット・パッカードでダブル地デジチューナーのパソコンを購入すれば、もれなく専用のリモコンも付属します。
専用リモコンは地デジ視聴ソフトの「StationTV」の操作と、Windowsメディアセンターの操作が両方行えるものになっていて、軽くて操作しやすいものになっています。
専用リモコンは、テレビの視聴に必要となる基本的なボタン類はもちろん、番組表ボタンや録画番組一覧ボタン、画面サイズボタンや番組詳細ボタンなども用意されています。
ちなみに、地デジ関連の操作は、一部を除いて基本的にはマウスで操作出来ます。
<日本HPの地デジパソコンのリモコン>
ダブル地デジTVチューナー、地デジ/BS/110度CSダブルチューナーのリモコンです
日本ヒューレット・パッカードのスリムタイプ、ミニタワータイプなどのセパレートタイプのデスクトップシリーズで選択出来る地デジ(ダブル地デジ)は、付属する地デジ視聴ソフトの「StationTV」を使ってテレビを視聴します。
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「StationTV」は、正確には「Station TV for HP」というもので、日本HPのパソコン用に最適化された「StationTV」になっています。
ちなみに、地デジの機能は、Windowsのメディアセンターの機能からも呼び出すことが出来るようになっています。
「StationTV」は、OSを起動している状態でしか利用出来ないので、パソコンを起動させずにテレビ機能だけ利用するというようなことは出来ません。
よって、留守中のテレビ番組の録画なども、OSを起動している状態でしか利用出来ないので、パソコンを普通に起動しておくか、スタンバイ状態などにしておく必要があります。
「StationTV」の起動は、パソコンのスペックが高くても少し時間がかかり、約30秒ほど必要です。
「StationTV」を立ち上げれば、地デジをすぐ観れ、あとは普通のテレビのようにリモコ ンでチャンネルを変えるか、マウスでクリックして変えるかなどしてテレビを観ます。
テレビ画面はフルスクリーンで観ること、ウインドウモードで観ることの両方に対応しており、ウインドウモードならば、ウインドウのサイズをある程度まで自由に変更可能で、またウインドウの場所も自由に動かすことが出来ます。
<ウインドウモードで視聴>
実際には黒くなっている部分にテレビ画面が映ります。
テレビ画面の下のウインドウは操作パネルです。
また、ウインドウモードは、テレビの画面部分とテレビの操作部分が分かれていて、それぞれ別にデスクトップ上の任意の場所に配置出来るので邪魔にならず、自分の観やすい位置、操作しやすい位置に配置することが出来ます。
操作パネルは、クリックすると、レコーダー的な操作パネルと、テレビ的な操作パネルを切り替えることが可能です。
<2つの操作パネル>
左がレコーダー的な操作パネル、右がテレビ的な操作パネルです
ウインドウモードでテレビ画面を「常に手前」に設定することも出来るので、何か作業をしながらテレビを見る場合などは、テレビ画面部分を作業スペースの隅に置くことなどで「ながら観」をすることが出来るようになっており、便利です。
番組の録画は、観ているものを撮る場合は、操作パネルの録画ボタンを押すことなどで出来ますが、予約録画などの細かい録画設定はトップメニューから行います。
トップメニューは、リモコンのメニューボタンやテレビ画面上でマウスを右クリックして「トップメニュー」を選択することで出すことが出来ます。
ただ、このトップメニューの呼び出しは、ウインドウモードでテレビを観ているときでも全画面で表示されるので、テレビを観ながらはもちろん、ネットの情 報を見ながらメニューを操作するというようなことが行いにくくなっていて、若干不便です。
トップメニューには、「番組表」、「番組検索」、「録画番組」、「予約」、「設定」の項目が用意されています。
トップメニューの「番組表」の項目は、電子番組表(EPG)の表示の項目で、一般的な地デジテレビやデジタルレコーダーなどと同じように、この番組表で見たい番組を探したり、録画する番組を探したり出来ます。
番組表は、マウスでも操作出来るのでスムーズに動作させることが出来ます。
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トップメニューの「番組検索」の項目では、「番組表検索」と「録画番組検索」を行うことが可能です。
「番組表検索」では、ジャンルによる検索と、語句による検索の2つが行え、ジャンルによる検索では、ニュースやスポーツなどといった番組ジャンルから絞り込み検索が行え、語句による検索では出演者の名前など、任意の語句を入力して番組を検索することが出来ます。
「録画番組検索」では、自分で録画した番組を、ジャンルや語句によって検索することが出来ます。
トップメニューの「録画番組」の項目は、録画した番組の一覧を表示させる項目で、ここから録画した番組の再生を行ったり、削除を行ったりなどします。
録画番組の項目では、録画した番組の詳細を表示させることも可能で、詳細を表示させて録画した番組を確認したり、DVDやブルーレイにダビングしたりすることも出来るようになっています。
日本HPの地デジ、ダブル地デジで録画した番組は、録画したものを「StationTV」以外でも観れるようにしたり、他形式に変換したりすることは出来ないので、この点は少し不便かもしれません。
ただ、録画した番組を編集することは可能で、編集は、日本HPの地デジ、ダブル地デジを選択すると付属する「Station TV Marking Extension」という別のソフトで行います。
「Station TV Marking Extension」というソフトは、上の図のような簡単な軽いソフトで、「Station TV」を起動していないときにのみ使うことが出来ます。
「Station TV Marking Extension」では、「Station TV」で録画した番組の一覧が表示されるので、その中から自分が編集したい番組を選択して、編集を行います。
編集画面は、上の図のような簡単なもので、実際には黒い部分にテレビ番組が表示されています。
「Station TV Marking Extension」で出来る編集は、CMカットなどの番組の一部カットのみで、編集ソフトとしてはかなり物足りない感じかもしれません。
ただ、その代わりソフトの操作はすごく簡単で、番組を見ながらマウスでカットしたい部分を選択して実行するだけで、簡単にCMなどをカットすることが出来ます。
ちなみに、編集しても元の映像は維持されるので、カットをやり直すことも可能です。
トップメニューの「予約」の項目は、録画したい番組を予約するための項目で、予約する日時やチャンネルをリモコンやマウスで選択して録画したい番組を簡単に予約することが出来ます。
トップメニューの「設定」の項目は、テレビ視聴に関する各種設定で、チューナーの初期設定をやり直すときなどに使うもので、通常はあまり使 う機会はないかもしれません。
ちなみに、メニューには、テレビ画面上で右クリックするなどで表示させることが出来るクイックメニューも存在します。
クイックメニューでは、番組の詳細を表示させたり、テレビ画面の表示をフルスクリーンにしたり、音声の切り替えを行ったりすることが出来ます。
また、録画番組ならば、再生速度を速めたり、遅くしたりすることなども出来るようになっています。
クイックメニューには、レコーダー切替の項目もあり、レコーダーが1と2というように2つ表示されることで、日本HPのパソコンに搭載されている地デジチューナーがダブル地デジチューナーであることが分かります。
レコーダーの切り替えは、予約録画の設定のときなどにも行え、レコーダーを切り替えることで同じ時間帯で1つのチューナーでは録画し、もう1つのチューナーでは別の番組を観ることや、同じ時間帯で2つの異なる番組を録画することなどが行えます。
ちなみに、テレビ番組を録画しても、またダブルでテレビ番組を録画しても、パソコンのHDDへのアクセスは増えるものの、パソコンの全体的な負荷はあまり増えず、他のアプリケーションを使ってパソコンで作業することも普通に出来ます。
日本ヒューレット・パッカードのスリムタイプ、ミニタワータイプなどのセパレートタイプのデスクトップシリーズで選択出来る地デジ(ダブル地デジ)は、OSを起動させずに利用出来なかったり、パソコン性能が高くても、テレビを観るための「StationTV」の起動に少し時間が掛かったり、全画面でしか表示されないメニューがあったりするなど、細かな不満点があるので、本格的にテレビの代わりやデジタルレコーダーの代わりにすることはあまり期待出来ないかもしれませんが、パソコンで何か作業をしながら地上波のテレビを観るなどの「ながら観」をすることを目的にしている場合や、テレビやデジタルレコーダーを所有した上で、その補助的な使い方や複数台目として使う場合は最適だと思います。
テレビ画面の配置� ��自由自在に行うことが可能で、かつテレビ画面のサイズも自由自在に変更することが可能で、録画も基本的にボタン一つですぐスタート、メニューや電子番組表(EPG)の動作もデジタルレコーダーにありがちなゆったりしたものではなくスムーズに動き、更にミニタワー型のパソコンでは、HDDの容量を注文時のカスタマイズでかなり多くすることが出来るので、録画容量もかなり多く確保することが出来るようになっています。
また、注文時のカスタマイズで、ベースとなるパソコンの性能や、グラフィックボードを良いものにするなどで描画性能などを向上させることが出来るので、一般的な地デジパソコンよりも性能が良い地デジパソコンを注文することが出来るようになっています。
テレビの視聴に関しては、ワンセ グなどでも行え、パソコン用のワンセグチューナーなども色々発売されていますが、ワンセグ放送は画像が粗く、字幕や細かいものが非常に見難く、一度パソコンで普通の地デジテレビを観るとワンセグ視聴には戻れないほどのハッキリとした見やすさの違いがあるので、どうせ観るならば非常に綺麗で見やすい、この「ダブル地デジTVチューナー」や「地デジ/BS/110度CSダブルチューナー」で観るのが断然お勧めです。
日本ヒューレット・パッカードのスリムタイプ、ミニタワータイプなどのセパレートタイプのデスクトップシリーズは、注文時に地デジモデルを選択したときにアップする金額も高いものではなく、ちょっとした出費でテレビやデジタルレコーダーの機能が追加出来るので、テレビ機能やレコーダー機能が気になる� ��らば地デジモデルを選択しておけば満足が得られると思います。
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